ソファ選びのポイントお教えします！ソファの種類で座り心地にも大きく変わる！

皆さんは失敗しないソファの選び方を知っていますか？そもそもソファは頻繁に買い換えるものでもないため、何を基準にして選べばいいのかがわらかないという方も多いと思います。

本記事では、そんなソファ選びの方法をご紹介します。

ソファの種類は様々

まずはソファの種類についてご紹介していきます。ソファには様々な種類が存在します。それらはソファの形や座れる人数によって変わってきます。

ソファの形で分類すると6種類（スタンダード、L字型、コーナー、ロー、ソファベッド、リクライニングソファ）になります。

それぞれについて解説していきます。

スタンダードソファ

基本的には、3人掛けのソファのことを指します。多くの方が想像するソファです。

幅が短くなり、座る人数が変わると名称も変わってきます。1人掛けの場合は、「パーソナルソファ」と呼び、2人掛けの場合は、「ラブソファ」と言います。

最近では、2.5人掛けのソファもあり、2人でゆったり座ることができ、大人2人子供1人で座るのにちょうど良いサイズになっています。

L字型ソファ

引用元：モダンデコ　L字ソファー

L字型ソファとは、ソファの座面が片側のみ伸びているソファのことを言います。カウチソファと呼ばれることもあります。

このソファは、片側の座面が足元の方向に伸びているため足までソファに乗せて足を伸ばした状態で座ることができます。

ソファから伸びている部分は、一体化しているものと別々になっているものがあります。一体化しているものは、足ものの部分がずれることがなくつなぎ目が気になることもありません。一方別々になっているものは、その時々に応じて配置する場所を左右で変えることができます。

コーナーソファ

引用元：CCmart7　ユニットデザインコーナーソファセット

コーナーソファは、L字型ソファと似た形をしています。違いとしては、ソファのどの部分でも人がしっかり座れるということです。

L字型ソファは、足元の伸びている部分に背もたれになるような部分がなく他と同じように座ることができません。

しかし、コーナーソファはどの部分でも背もたれがついていて座れるようになっています。主に部屋の角に配置することが多いですが、他に比べてサイズが大きいためお部屋の中での存在感も大きくなります。

ローソファ

引用元：LOWYA　[幅174] ローソファー 3人掛け リクライニング カウチソファ 布張り PU ファブリック

ローソファは、フロアソファとも呼ばれる背の低いソファのことです。

座ったままあぐらをかいたり、足を延ばしたりすることができます。

また、座椅子のような感覚で使うことができ、こたつなどにもそのまま使うことができます。ソファ自体の背が低いので圧迫感が少なくお部屋を広く見せる効果もあります。

ソファベッド

引用元：LOWYA [幅187] 3人掛けソファ ソファベッド スチール脚 クッション付き レイアウト自在

フラットにすることでそのままベッドとして使うことができます。一人暮らしなどお部屋のスペースが限られている場合に便利なソファです。

リクライニングソファ

引用元：タンスのゲン 電動リクライニングソファ 2人掛け 二人掛けソファー

こちらは、背もたれの部分が自動で倒れたり足元が上がったりとリクライニング機能を備えたソファのことです。

リクライニングすることによってソファの上で簡単に体勢を変えることができます。テレビを見るときは起こして読書の時は寝かすなど用途に応じて形を変えられるのが魅力です。

内部構造で座り心地が変わる！？

ソファの中にはベースになる部分とクッションになる部分があります。これらの違いや組み合わせ方によって座り心地が大きく変わります。

実際に座ってみないとわからない部分もありますが、そのソファがどんな構造になっているのかを知ることが大切です。

そして、それが分かれば自然と選ぶソファも決まってくるはずです。

ベース

ベースには大きく分けて「Sスプリング（波型スプリング）」と「ウェービングテープ」があります。それぞれの特徴をみていきます。

・Sスプリング

Sスプリングは、文字通りS字型のバネを並べたもので座った時の沈み込みを抑える働きがあります。

この構造によって座面を薄くすることができます。そのためデザイン性の高いソファを作ることができ、ソファの軽量化をすることもできます。座り心地は比較的柔らかいものになります。

・ウェービングテープ

続いてウェービングテープです。こちらは糸に巻いた細いゴムをベルトのような形状にし、それを格子状に編み込んだものです。

座った時のきしむ音がしないのが特徴です。座り心地は少し硬めのものになります。

これらのベースの上にさらにクッション材を重ねて作られているソファもあります。そんなクッション材についてもご紹介します。

クッション材

クッション材は3種類あります。「ウレタンフォーム」「コイルスプリング」「ポケットコイルスプリング」があり、それぞれ座り心地が変わってきます。

・ウレタンフォーム

まずはウレタンフォームです。ウレタンフォームは、チップフォームと呼ばれるスポンジの破片と接着剤を混ぜて圧縮して固めた硬めの層と軟質フォームと呼ばれる柔らかいフォームを重ねて作られています。比較的価格を抑えて作ることができますが、反発する力が少ないため、少し硬めの座り心地になります。

・コイルスプリング

次にコイルスプリングです。コイルスプリングは、渦状のバネを鉄線などで横方向に連結したもののことを言います。

丈夫なため長く使うことができます。床付き感がなく体重を面でしっかりと支えてくれます。座り心地はやや硬めです。その丈夫さからベッドのマットレスなどにも使用されています。

・ポケットコイルスプリング

最後にポケットコイルスプリングです。ポケットコイルスプリングは、バネ一つ一つが袋の中に入っていてそれが並べられています。弾力性に優れたバネで体重を点で分散して支えます。

それぞれのバネが独立しているため体にフィットするように形を変えます。柔らかい座り心地で他に比べて高級なソファに使われています。

こちらもコイルスプリングと同じようにベッドのマットレスに多く使用されています。

このように様々な素材によって座り心地が変化し、耐久性にも関わります。座り心地が気に入っても、すぐに壊れたりてしまっては悲しいですよね。

座り心地と耐久性を考えて選ぶようにしましょう。

表面素材は3種類！

ソファに使われている表面素材は、「ファブリック」「合成皮革」「本革」の3種類に分けることができます。表面素材は、触り心地やデザインに大きく影響する重要な部分です。

ここからはそれぞれの特徴についてご紹介します。

ファブリック

ファブリックは、布を使ったもののことを言います。最大の特徴は、触り心地やデザインの豊富さです。

優しい肌触りでお部屋の雰囲気にも合わせやすいのが特徴です。

触った時に冷たい感覚がなく、カバーをつけることもできるためお子さんのいるご家庭に人気の素材になっています。

合成皮革

合成皮革（ごうせいひかく）は「合皮（ごうひ）」と略されることが多いです。人工的に作られた革のことで見た目は、本革と大きくは変わりません。

それでいて価格が安いため、気楽に革の質感、デザインを楽しみたいという方におすすめです。

レザーの特徴は、柔らかい触り心地と手入れのしやすさです。レザーのソファは、水拭きすることができるため汚れてしまってもすぐに拭き取ることができます。

しかし、通気性が悪いため夏場や長く座っている場合に蒸れてしまうのが難点です。

本革

本革は、合成皮革と違い本物の革を使用しています。革の多くは牛の革です。

手入れは、オイルを使わなければいけないため大変ではありますが、高級感と使うほどに味わいの出るデザインが特徴です。

耐久性も高く手入れをしっかりしていれば長く使うことができます。合成皮革と違い通気性があるためあまり蒸れを感じずに使うことができます。

まとめ

ここまででご紹介したようにソファには、形や内部構造、表面素材などによって大きく変わってきます。

組み合わせも様々ですので自分の気にいるものが見つかるまで根気強く探しましょう。

サイズや耐久性、座り心地や肌触りなど何を優先したいのかを明確にしておくとよいでしょう。

実際に座ることも重要ですので、お近くのお店などで試確かめてみてください。

購入後も手入れをしっかりすることで長く使うことができますので、素材にあった手入れの方法も頭に入れておきましょう。