チェストの基本の選び方！購入前に知りたい失敗しないためのポイント

衣類や小物の収納に一役買ってくれるだけでなく、お部屋のアクセントとしても活用できるチェスト。

「新居に引っ越すから」「部屋の模様替えで」と、新しいチェストの購入を検討している人もいらっしゃいますよね。

最近は、家具量販店を訪れる前に、通販サイトで家具の下調べをする人や、そのまま通販で家具を購入する人も増えています。

この記事では、通販でも実店舗でも使えるチェストの選び方をご紹介します。「チェストの購入前に、失敗しないためのポイントが知りたい」という方は、参考にしてください。

チェスト選びの基本は入れたいものの出し入れがスムーズかどうか

チェストの選び方の基本は、「チェストに収納したいものの出し入れがスムーズかどうかで選ぶ」です。

「どんなチェストがいいだろう」と考える前に、そのチェストをどんな目的で使うのかをはっきりさせておきましょう。

「何を収納するのか」「どんなシーンで使うのか」「どこに置きたいのか」がわかっていないと、豊富な選択肢の中から絞り込むことができません。

何を入れるためのチェストなのか決める

最初に、チェストに何を収納するのかを決めましょう。

収納させるものと収納時はどういう形でしまうのかがイメージできれば、チェストのサイズ感や引き出しの数、深さ・高さ・幅が決まってきます。

例えば、洋服をいれるためのチェストだとしても

・衣替えのときにしか使わない季節外れの服をしまうのか

・毎日着る服をしまっておくのか

・店舗に展示されているような形でたたんで収納するのか

・自分オリジナルの収納方法でしまうのか

これらによって、チェストにどれくらいの収納スペースを望むのかが変わってきます。

できるだけ具体的に、「何を」「どんな形で」収納するのかをイメージしておくと、チェストの絞り込みがしやすいです。

どこに置く予定のチェストなのかを決める

一口にチェストと言っても、様々なデザインがあります。収納スペースが適切でも、デザインが置き場所とミスマッチだと、部屋や家の雰囲気を崩す原因になってしまいます。

今あるチェストを動かすのでなく、新しく専用のチェストを購入するのであれば、できれば、デザインのミスマッチは避けたいですよね。

チェスト全体の雰囲気やデザインは、置く予定の場所を決めることで絞り込みましょう。

置く場所が決まったら、チェストを置く予定の場所にマスキングテープを貼ってどのサイズのチェストなら置けるのかを正確に測っておきましょう。

このとき注意しておきたいのが、チェストの存在感です。

特に、通販サイトで検索していると見落としがちですが、同じ幅でも高さがあるチェストは置いてみると想像以上に圧迫感があるものです。

高さはどれくらいまでが許容範囲かも、見積もっておきたいですね。

実際に見て購入するのが一番だけれど…

通販で購入すると、ブラウザや液晶の性質で「サイトで見た色合い・質感と実際に届いた物の印象が違う」という悲劇が起こる可能性があります。

それを防ぐためには、実際に見て、触って購入するのが一番です。しかし、通販サイトにしか希望のものがない場合や実店舗を訪れるのが難しい場合もありますよね。

通販で購入する際にチェックしておきたいポイントは後ほど紹介しますが、通販だからこそ、サイズ感やデザインをしっかりチェックしたいですね。

チェストの種類とサイズはこんなものがある

チェストの種類とサイズについて、紹介します。

ローチェスト：置く場所を選ばない使い勝手のいいチェスト

こもれび家具Uranoシリーズ『156サイドボード』（¥228,000（税別））。 幅156.2cm、高さ83.1cm、奥行43.6cm。

ローチェストは、高さが膝から腰程度までの高さのチェストのことをいいます。横幅の選択肢が多いので、お部屋の収納家具としてだけでなく玄関などに置いても違和感がありません。

高くても腰程度の高さなので、ローチェストの上に小物を置いてもおしゃれですし、玄関に置いて腰掛けのように使うこともできます。

ハイチェスト：高く横幅小さめなチェスト

こもれび家具Plutaoシリーズ『78チェスト（6段）』（¥151,000（税別））。 幅78.2cm、高さ114.1cm、奥行43.5cm。

ハイチェストは、肩くらいまでの高さがあるチェストです。ローチェストよりも高い代わりに、幅が狭く、最も幅が広い物でも120cm程度までになります。

ローチェストは、置く場所を選びませんがハイチェストは、その高さから圧迫感を感じるシーンが多く、配置によっては窮屈に感じてしまうことがあります。

チェストのネット通販でも使える！チェストの選び方

実店舗だけではなくネット通販でのチェスト選びでも使える「チェストの選び方」について紹介します。

返品・交換がきく場合でも、「できれば一度で成功したい」ですよね。ここはチェックしておきたいというポイントを紹介しますので、参考にしてください。

全体のサイズ・引き出しのサイズ・深さを見る

まずは、全体のサイズ、引き出しのサイズ・深さを見ましょう。

センチメートルやミリメートル単位で書かれているので、全体のサイズはメジャーで、引き出しのサイズは定規で実際に確認するといいでしょう。

今ある家具と比較してもイメージがわかりやすいですよ。

他の家具とのデザインの相性を考える

デザインは他の家具や置く場所の雰囲気との相性を考えて選びましょう。

チェストだけ見れば素敵でも、他の家具や部屋の雰囲気との相性が悪いと、部屋全体がチグハグな感じになってしまいます。

木目調の家具は、比較的どんな部屋でも合わせやすいですが、パステルカラーなどのカラフルなものや、デザイナー系の少し変わったものは部屋を選びます。

口コミがあれば読んでから購入する

購入を検討している通販サイトが口コミも提供しているなら、口コミもチェックしましょう。

チェスト自体の口コミがなかったとしても同じメーカーの家具の口コミがあるようなら読んでおいて損はありません。

チェックする口コミは、星５が最高評価なら、星2・３くらいのものが参考になります。

どの部分が悪くて低評価なのか、最低評価でない理由は何かを考えながら読むとある程度の参考になります。

チェストの購入予算は下限も決める

チェストを購入するとき「予算はここまで」と、予算の上限を決めると思うのですが下限も決めてください。

「似たデザインなのに安い！」と思って購入したら、写真では素敵だった木目はシール、引き出しも削り方が雑でなんだかガタつくということもあります。

安い家具には安いなりの理由があります。また、アウトレット商品の場合は返品がきかないことも多いのです。

「安物買いの銭失いだった」とならないためにも、「これ以上安いものは、なぜ安いのか調べる」という下限を設定しましょう。

疑問点は何度でも問い合わせる

疑問点は解消するまで問い合わせましょう。インターネットで購入する場合は、写真や説明文だけではわからないことが多くあります。

「きっと、こう」と希望的観測で購入して失敗するよりは、回答が来るまでに時間がかかっても問い合わせて解消した方が安心できます。

もし、問い合わせの対応が悪いようなら、そのショップからの購入は再考した方がいいかもしれません。

こもれび家具のローチェスト・ハイチェストを紹介

美しい木目が特徴のこもれび家具のチェストをご紹介します。

木材そのものの柔らかさを感じられる無垢材を使用した家具は、丈夫で壊れにくく、使用年数が増えるごとに表情を変わる楽しさがあります。

お値段は少々高めの設定になっていますが、高級感と重厚感は無垢材ならでは。お部屋の新しいチェストの選択肢の1つとしていかがでしょう。

こもれび家具のローチェスト　Urano/Marte（ウラーノ/マルテ）シリーズ

Uranoシリーズ（チェスト・リビングボード）

こもれび家具のローチェストシリーズUrano（ウラーノ）は、自然素材の無垢材と豊富なカラー・組み合わせバリエーションが特徴。

Marte（マルテ）は、無垢材ならではの素材感と節を活かした自然な風合いが特徴です。

どちらのシリーズも棚板は可動棚板になっており、使用したいシーン（収納物）に合わせることができます。

毎日収納を出し入れしたいお客様のために、引き出しの前板は板をくり抜いた1枚ものを使用することで耐久性を高め、

天板などの日常使用で傷がつきやすい部分には3mm厚の無垢素材を貼り付けています。

また、裏化粧仕上げをすることで、高級感を演出。単なる収納家具としてだけでなく、お部屋の間仕切家具としても利用できます。

こもれび家具のハイチェスト　Plutao（プルタオン）シリーズ

Plutaoシリーズ（チェスト）

こもれび家具のハイチェストシリーズ、Plutao（プルタオン）は、級婚礼家具を生産していた技術を生かして生産されています。

たとえば、引き出し部分の内部は全て桐を使用しており、刷り込み技術によって衣類を湿気やホコリなどから保護しています。

また、引き出しを引く際に衣類を傷つけないように、上部分はベニヤむき出しではなく化粧貼り加工が施されています。

さらに、箱物の接合部には、矩形組み手接ぎ（ロッキング組）を使用、強度を保つだけでなく、装飾としても美しくなっています。

間仕切り家具としての活用も考え、タンスの裏側など、通常見えない部分まで細かく手を入れてあるのです。

まとめ

チェストは、どんなシーン・目的で使うのかを明確にしてから商品を絞り込むと、商品を選ぶときに迷わずにすみます。

実際に目で見て、手で触れて選ぶのが一番ですが、ネット通販で購入するしか選択肢がない場合は、サイズ感や使用感を丁寧に調べ、納得してから購入すると失敗が少ないですよ。

万が一に備えて、返品・交換の規約についても確認しておくとより安心できます。

チェスト1つでお部屋の印象がガラッと変わるものです。あなたの理想のお部屋作りに一役買う素敵なチェストに巡り合えるといいですね。