食器棚をDIYするメリット･デメリットとは？自分好みの便利な食器棚に進化させよう！

・食器棚のスペースが足りない

・食器棚の使い勝手が悪い

・食器棚をもっとおしゃれにアレンジしたい

などというお悩みはありませんか？

そんな方におすすめしたいのが、食器棚のDIYです。

DIYはもともと「日曜大工」という名前で日本でも親しまれてきました。

最近では、女性の方や手先が器用ではない方、建築などの専門的な知識がない方など、簡単で気軽にDIYをすることができます。

食器棚はDIYで便利に、そして使いやすく、おしゃれにカスタムすることができます。

今回は、食器棚をDIYでカスタムすることによるメリット・デメリットやDIYでカスタムするためのおすすめアイデアについて解説いたします。

食器棚をDIYで進化させよう！

DIYというと、本棚や小物入れといった家具を想像する方も多いかもしれません。

しかし食器棚もDIYでカスタマイズすることができます。

食器棚は家具の中でもかなり大きい家具の部類に入るため、食器棚をゼロからDIYで製作するというのであればたしかに大変です。

しかし、DIYはゼロから作らなければいけないということはなく、すでにある家具がより便利になるようにカスタマイズをするという方法もあります。

つまり、現在使用している家具をアップグレードさせるということです。

食器棚はなかなか買い替える機会がありません。また、食器が増えてくると収納スペースに悩みますし、食器の形によっては、収納しづらいということがあります。

買ってみたものの、「やっぱりデザインが気に入らない」なんてこともあるでしょう。

そのような食器棚があれば、ぜひDIYであなたの家庭ぴったりの形にアップグレードしてみてはいかがでしょうか。

食器棚をDIYで作るメリット・デメリット

具体的な、DIYのアイデアを紹介する前に、食器棚をDIYで作るうえでのメリットやデメリットについて解説していきます。

食器棚をDIYで作るメリット

食器棚をDIYで作るメリットは以下の３つです。

• 収納性アップ
• 機能性アップ
• おしゃれ

それぞれ詳しく見ていきましょう。

食器棚をDIYで作るメリット①収納性アップ

食器棚をDIYで作ることにより、収納性をアップすることができます。DIYで食器棚に収納を追加することで収納できなかった食器などを収納できるようになります。

食器棚は、収納に限りがあり、生活しているうちに食器はどんどん増えていってしまうものです。

食器棚を買い替えるのには費用がかかりますし、もう一つの食器棚を追加しようとしてもスペースが気になるところです。

こういった悩みを解決するのがDIYです。通常、食器棚は食器を積み重ねることができるように上部に余白が設けられています。

こういった余白スペースを細かく区切っていくことによって、無駄なくスペースを使うことができ、収納スペースを増やすことができます。

食器棚をDIYで作るメリット②機能性アップ

食器棚をDIYすることによって、食器棚の機能性をアップさせることができます。

食器棚に「これも置きたい！」と思っても、形や大きさの問題で置けないことがあるかと思います。

また、「どの食器も取りやすい位置に配置できたら・・・」と思うこともあるかと思います。

食器棚をDIYすることで、フックに引っ掛けて収納するタイプの食器を食器棚に収納できるようにアレンジすることができます。

また、かさばって食器が取りにくいので、簡単に取れるような形にもアレンジすることもできます。

食器棚をDIYでカスタマイズすれば、機能性抜群の自分だけの食器棚を作ることができます。

食器棚をDIYで作るメリット③おしゃれ

食器棚をDIYで作ると、よりオシャレな食器棚に仕上げることができます。

記事前半でも解説したような、DIYだと統一感を出すことが難しいといったデメリットもありますが、

それでもうまく食器棚をDIYでアレンジすることによってオシャレな食器棚を作ることができます。

DIYというと、収納性や機能性をアップするために行うことのような印象がありますが、特に使っていて不便に思うことがなくてもDIYをするべきです。

自分だけのオリジナルでオシャレな食器棚を作ることができ、それだけで日頃の家事に対して、少しでもモチベーションを上げることにもつながります。

食器棚をDIYで作るデメリット

食器棚をDIYで作るデメリットは以下の３つです。

• 耐久性
• デザイン
• 衛生面

食器棚のDIYにはデメリットもありますが、しっかりデメリットへの対策も行えば問題ありません。

デメリットだけの情報だけではなく、上記３つのデメリットをどのように対策すればいいのかについても解説しています。

それでは、それぞれ詳しく見ていきましょう。

食器棚をDIYで作るデメリット①耐久性

食器棚をDIYで作る場合には耐久性を確保することが難しいです。

理由としては、具体的にどのくらいの耐久性を確保すればいいのかが分かり辛いからです。

・食器を何枚上に重ねるのか

・どのくらいの大きさの食器を置くのか

などによって必要な耐久性は変わってきます。

また、限られたスペースの中で耐久性を確保するということは大変難しいことです。意外に一つ一つに重さがある食器を積み重ねることによって、かなりの重量になります。

そして、食器棚１段に対して、積み重ねた食器を何列にも並べたりする荷重に耐えるためには、しっかりとした耐久性が必要になります。

少しでも土台がぐらついてしまうと食器が倒れて割れてしまう恐れもあります。DIYで食器棚を作る場合には、このようなことを考えて耐久性を意識しなければいけません。

耐久性を確保するためには、あらかじめどういう食器を置くのかの目途を付けておき、それに沿った設計をするといいでしょう。

食器棚をDIYで作るデメリット②デザイン

食器棚をDIYで作る場合には、デザインが悪くなってしまうことが多いです。

食器棚をオシャレに見せるコツは統一感です。食器棚自体もキッチンと合うようなデザインになっていることが多いのではないでしょうか。

キッチン周りは、何かとごちゃごちゃしやすいので、シンプルかつ統一感のあるデザインを採用することによってカモフラージュすることができます。

しかし、DIYによって食器棚をカスタマイズしてしまうと、どうしても統一感を保つことが難しくなってしまいます。

これは食器棚に限りませんが、ピッタリとデザインが合う木材などの素材が少ないことが多いです。

もちろん、できるだけ統一感を出せる材料を使えるに越したことはありませんが、そういった材料がない場合には、対策として、

・布をかぶせてみる

・物を置いて見えなくする

というのもいいでしょう。

「せっかく頑張ってDIYをおこなったのに、統一感がないキッチンになってしまった」などということがないように、キッチン全体のイメージを膨らませた上でDIYをしてみましょう。

食器棚をDIYで作るデメリット③衛生面

食器棚をDIYで作る場合には、衛生面に気を付けなければいけません。衛生面に気を付けるというのは、食材の衛生面だけでなく、食器についても気を付ける必要があるからです。

食器棚は普通の棚とは異なり、外からほこりや虫が入ってこないように密閉できるような作りになっています。

また、食器棚の材質に関しても有害な化学物質などが使われていないなど、衛生面に様々な配慮がされています。

DIYで食器棚をカスタマイズする際には、こういった密閉性や材質にも気を付ける必要があります。

こういった衛生面の問題がどうしても解決できない場合には、デザインの際と同じように布でカバーするなどして、対策をしましょう。

食器棚DIYのおすすめアイデア３つ！

食器棚をDIYでカスタマイズする上でのアイデアを紹介していきます。

食器棚をDIYでカスタマイズする上でのアイデアは以下の３つです。

• カラーボックス
• 布地をカーテンに
• 小物入れを使い分ける

それぞれ詳しく見ていきましょう。

食器棚DIYのおすすめアイデア①カラーボックス

食器棚をDIYするときには、カラーボックスをうまく使うといいです。

カラーボックスは普段は、本や小物類を収納するときに使われていますが、奥行きもある程度ありますし、食器を収納するのにも適しています。

食器棚のスペースが足りなくて困っている場合でも安心です。また、価格も安く、3000円程度で入手することができます。

奥行きがあって収納力が高いですし、価格も安いのでコスパで考えればカラーボックスは最高です。

また、カラーボックスはその名の通りカラーバリエーションが豊富です。あなたの食器棚に合ったカラーボックスを購入することができます。

食器棚DIYのおすすめアイデア②布地をカーテンに

布地とつっかえ棒を使って、「簡易カーテン」を食器棚に設置するのがおすすめです。コチラは、衛生面を考えると、ぜひつけておきたいものです。

DIYで食器棚をカスタマイズする場合には、ただ収納スペースを用意するだけではなく、食器棚の扉に位置する部分もDIYする必要があります。

オープンすぎると、外気にもさらされますし、虫などが入ってしまう心配もあります。また、食器をむき出しのまま置いていると、見栄え的にも悪いです。

生活感が出るものはできるだけ見えないように配置することが部屋をおしゃれにする秘訣です。コストもほとんどかかりませんし、かなり簡単に作ることができます。

また、上記で紹介したカラーボックスとの相性も抜群です。食器を完全に隠したい場合には、透過性がないカーテンを、そうでない場合にはレースのカーテンにするといいです。

ぜひ参考にしてみてください。

食器棚DIYのおすすめアイデア③小物入れを使い分ける

食器棚をDIYでカスタマイズする際は小物入れを使い分けることでより実用的な食器棚を作ることができます。

DIYで食器棚を作ったとしても、外枠だけを作って終わりになってしまうことが多いです。これでは確かに収納性はアップしますが、機能性はそのままです。

そこで、収納したい食器に適した小物入れをDIYでカスタマイズした食器棚部分においてあげることで、食器を整理整頓しやすくなり実用性がアップします。

小物入れは家具屋さんのものでもいいですし、100円ショップにあるものでも十分です。

コストをかけずに製作することができます。